かんたんファイルサーチ:Office・PDF・テキストファイルを高速横断検索!

大量のファイルの中から必要な情報を一瞬で発掘。ドラッグ&ドロップで簡単に登録、キーワードで全文検索、検索結果はCSVやExcelに出力可能なWindows向けユーティリティです。
1.ソフトの概要
「かんたんファイルサーチ」は、Windows向けの高速ファイル検索ユーティリティで、Officeファイル(Word、Excel、PowerPoint)・PDF・テキストファイルを一括で検索できます。
大量のデータが存在する環境でも、必要な情報を瞬時に見つけ出せるため、
業務効率や資料作成のスピードを大幅に向上させることが可能です。
従来の検索方法では、フォルダを個別に開き、目視やファイル名のみで探す必要がありましたが、
かんたんファイルサーチを使えば、ドラッグ&ドロップで登録 → キーワード入力で全文検索 → 必要なファイルを確認の3ステップで完了します。
さらに、検索結果はCSVやExcel形式に出力可能で、社内共有や分析作業にも活用できます。
2.主な特徴
高速全文検索
Office、PDF、テキストファイルをキーワードで瞬時に検索。
大量のファイルでもストレスなく検索結果を取得できます。
対応形式が豊富
Word、Excel、PowerPoint、PDF、テキストファイルなど、多彩な形式に対応。
業務で扱うほぼすべての文書を横断検索可能です。
文字コード対応
UTF-8、Shift_JIS、EUC-JP、UTF-16など、さまざまな文字コードのファイルにも対応しており、文字化けの心配なく検索できます。
ドラッグ&ドロップ登録
ファイルやフォルダをリストにドラッグするだけで簡単に登録。
複雑な設定や専門知識は不要です。
リアルタイム表示
ステータスバーやプログレスバーで読み込み状況を確認可能。
処理中も進捗が一目でわかるため安心です。
検索結果のエクスポート
検索結果はCSVやExcel形式で出力でき、社内報告やデータ分析に活用可能です。
3.使い方

かんたんファイルサーチは、初めて使う方でも直感的に操作できます。
基本操作手順
- 「かんたんファイルサーチ.exe」を起動 (起動時に警告が表示された場合の対処方法)
- 検索対象のフォルダやファイルをドラッグ&ドロップ
- キーワードを入力して全文検索
- 必要なファイルをダブルクリックで開いたり、CSVやExcelにエクスポート可能
右クリックメニューで便利な操作
- ファイルを開く
- フォルダを開く
- 内容をコピー
- フルパスをコピー
- プロパティの表示
4. 活用シーン例
法務・監査
契約書1万件を検索し、「解除」「損害賠償」を含む文書を10秒で抽出。
人手で数日かかっていた作業を一瞬で。
研究・教育機関
数千本の論文PDFから「機械学習」「深層学習」の記述を検索し、
結果をExcelで整理。
研究レビューの効率が飛躍的に向上。
社内資料検索
部署ごとにバラバラに保管された議事録・仕様書をまとめて検索。
新任社員でもすぐに必要情報にアクセス可能。
個人PC整理
趣味で集めた数百のテキスト資料から特定のフレーズを検索し、
コレクションを効率的に管理。
5. 推奨環境
- 対応OS:Windows 10 / 11
- メモリ:4GB以上推奨
- ディスク空き容量:検索対象データ量に応じて十分な容量
- 文字コード:UTF-8、Shift_JIS、EUC-JP、UTF-16対応
6. よくある質問(FAQ)
Q1:検索対象にサブフォルダも含められますか?
A1:はい、フォルダをドラッグ&ドロップするとサブフォルダ内も自動で検索対象に含まれます。
Q2:検索速度はどのくらいですか?
A2:数千~数万件のOffice/PDFファイルでも、数秒〜十数秒で結果が出ます。
Q3:Macでも使用できますか?
A3:現状はWindows専用です。Mac版は提供していません。
Q4:検索結果を共有する方法はありますか?
A4:検索結果はCSVやExcel形式で出力できるため、メールやクラウド経由で簡単に共有可能です。
7.私が「かんたんファイルサーチ」を開発した経緯
「かんたんファイルサーチ」は、既存の検索ツールでは満たせなかったニーズを解決するために開発しました。
私自身、日常業務や調査の中で、Word・Excel・PowerPointといったOfficeファイルやPDFに埋もれた情報を探す機会が多くありました。しかし、
Windows標準の検索機能は動作が遅く、思ったようにファイル内容を拾ってくれない。
Acrobatの検索機能ではPDFしか検索できない。
Everythingなどの高速検索ソフトは非常に便利ですが、
ファイル名検索が中心で「本文中のキーワード検索」には対応していない。
このように、「大量のファイルを横断して、本文まで一瞬で検索できるツール」はなかなか見つかりませんでした。
特に「必要な情報がファイル名に現れない」ことは多く、中身を直接検索できる高速ツールが必須だと痛感しました。
そこで、
- OfficeファイルやPDFも含めた全文検索に対応し、
- ドラッグ&ドロップだけで簡単に使える操作性を備え、
- 結果をExcelやCSVにエクスポートして再利用可能な仕組み
8.既存ソフトとの違い
項目 | Windows標準検索 | Everything | Acrobat検索 | かんたんファイルサーチ |
---|---|---|---|---|
検索対象 | ファイル名中心 | ファイル名中心 | PDF内容のみ | ファイル内容(全文検索) |
Office・PDF対応 | 一部のみ(PDF・Officeは限定) | 非対応 | PDFのみ | 完全対応(PDF・Office全般) |
検索結果のエクスポート | なし | なし | なし | CSV/Excel出力可 |
検索スピード | 通常速度 | 非常に高速 | 中程度(PDFサイズ依存) | 高速(大量ファイル対応) |
つまり「かんたんファイルサーチ」は、ファイル名ではなく内容そのものを探したい人に最適です。
特にOffice文書やPDFを扱う環境で大きな強みを発揮します。
9.更新履歴
Ver.1.0.0:初回リリース
Ver.1.1.0:
・起動時に前回の登録ファイルを復元
・ファイル内容取得失敗時のエラー非表示機能追加
・ダブルクリックでファイルを開く、右クリックメニューからパス/内容コピー、フォルダを開くなどの機能追加
10.修正依頼
機能追加のご要望や不具合報告は、ソフトの機能要望・不具合報告フォーム からご連絡ください。
