最新版 v1.0.1(最終更新: 2025-08-19)

かんたん画像ベクター化:ドラッグ&ドロップで高品質SVG作成

かんたん画像ベクター化 スクリーンショット

画像ファイルをドラッグ&ドロップするだけで、ベクター化できる変換ソフト。
Illustrator/Officeなどに貼付または、出力されたSVGファイルを活用できます。

スマホでご覧の方へ:ダウンロードはWindows PCから行ってください。

画像ベクター化 SVG作成 一括処理対応 白塗り切替対応 Illustrator対応 Office対応 アイコン・ロゴ作成 チラシ・ポスター作成

1.ソフトの概要:かんたん画像ベクター化とは?

かんたん画像ベクター化」は、Windows向けの画像ベクター化ツールです。

画像ファイルをドラッグ&ドロップするだけで、
ラスター画像(PNG・JPG・BMPなど)を高精度でベクター形式(SVG)に変換できます。
画像をベクター化することで、拡大・縮小しても画質が劣化せず、
印刷やデザイン編集に最適なデータを簡単に作成できます。

さらに、複数画像をまとめてドロップすると一括変換でき、
作業効率を大幅に向上させることができます。

主なポイント

  • 簡単操作:面倒な設定不要、ドラッグ&ドロップだけで変換完了
  • 一括処理:複数画像やフォルダをまとめて処理可能
  • 多用途対応:Illustrator、Office、印刷物など幅広く活用可能

生成したベクター画像はそのまま保存・コピーでき、
他のグラフィックツールや資料作成にスムーズに活用できます。

2.主な特徴:画像を高品質SVGに変換し活用

ドラッグ&ドロップで簡単操作

画像ファイルをソフトにドラッグするだけで、自動的にベクター化が開始されます。複数ファイルやフォルダも一括処理可能です。

塗りつぶし・透明設定対応

塗りつぶしオプションや透明設定により、用途に応じたSVG出力が可能。デザイン素材としてそのまま使用できます。

SVGの保存・コピーが簡単

生成したSVGは任意のフォルダに保存でき、クリップボードへのコピーも可能。外部ツールや資料作成にすぐ活用できます。

バッチ処理対応

複数画像の一括ベクター化に対応しており、デスクトップや指定フォルダにまとめて保存可能です。大量データも効率的に処理できます。

軽量&高速処理

軽量設計のためPCへの負荷が少なく、即時プレビューで処理状況を確認しながら作業できます。

3. 使い方:ダウンロードから操作までの手順

1. ダウンロードとインストール

「かんたん画像ベクター化」には ZIP版 と Microsoft Store版 があります。
お好みの方法で入手してください。

  • ZIP版の場合
    1. imgvector101.zip をダウンロード
    2. ZIPファイルを任意のフォルダに解凍
    3. 解凍したフォルダ内の かんたん画像ベクター化.exe を起動
  • Microsoft Store版の場合
    1. Microsoft Store のページ にアクセス
    2. 「ダウンロード」ボタンを押してインストール
    3. デスクトップに追加される「かんたん画像ベクター化」を起動

2. アプリを起動

  1. `かんたん画像ベクター化.exe` を起動 (起動時に警告が表示された場合の対処方法
  2. アプリの画面が表示される かんたん画像ベクター化のスクリーンショット

3. 操作方法

  1. 変換したい画像を画面にドラッグ&ドロップ(複数可、フォルダ可)
  2. ドラッグした瞬間に自動でSVG形式に変換される
    ※塗り部分を白で塗りつぶしたい場合は、「白の塗りを塗りつぶす」にチェック
  3. 作成したSVGファイルを活用
    • 「SVG保存」ボタン:SVGファイルを保存
    • 「クリップボードにコピー」ボタン:クリップボードにコピー
       ※IllustratorやOfficeソフトなど、他のアプリケーションに貼り付け可能

4.活用シーン:多彩な用途で役立つ

1. イラストやロゴのベクター化

手書きのイラストや既存のラスターロゴをSVG形式に変換。拡大縮小しても画質が劣化せず、印刷物やWebサイトでの利用に最適です。

2. 資料やプレゼン資料の図版整備

スクリーンショットやPDFから取り出した図をベクター化することで、PowerPointやKeynoteでの編集が容易になります。

3. Webデザイン・UI制作への活用

アイコンやボタン素材をSVGに変換してWebサイトやアプリに利用可能。軽量かつ解像度非依存のため、レスポンシブデザインでも美しく表示できます。

4. バッチ処理で大量画像の整備

フォルダ単位で複数画像をまとめて処理可能。社内資料やWeb用素材など、大量の画像を効率的にベクター化できます。

5. 教育・研究用途

グラフや図表をベクター化して資料化。論文や教材に使用する図の見やすさを向上させ、編集も容易になります。

6. クリエイティブなデジタル加工

手描きの絵や写真をベクター化して独自アートに加工。塗りの設定を変えることで、オリジナルのアート作品制作にも活用できます。

5.よくある質問(FAQ)

Q1. どの画像形式に対応していますか?

A1. 本ソフトは PNG、JPEG、BMPに対応しています。

Q2. 画像を複数まとめてベクター化できますか?

A2. ドラッグ&ドロップで複数の画像やフォルダを一度に処理できます。
処理中はプレビューが順次更新され、結果は指定フォルダにSVG形式で保存されます。

Q3. ベクター化とは何ですか?

A3. ベクター化とは、ラスター画像(ピクセル形式)をSVGのようなベクター形式に変換することです。
拡大しても画質が劣化せず、編集や印刷に適した形式になります。

Q4. 塗りの設定はどうやって変更しますか?

A4. 「白の塗りを塗りつぶす」にチェックすると、領域を塗りつぶした状態でSVG出力されます。変更後は自動で再ベクター化されます。

Q5. SVGファイルはどこに保存されますか?

A5. 保存先は「オリジナル画像のフォルダ」、「デスクトップ」、「ツールの起動フォルダ」の3種類から選べます。 また「保存」ボタンで指定場所に保存可能です。

Q6. SVGをクリップボードにコピーできますか?

A6. はい、保存済みのSVGをクリップボードにコピー可能です。 他のアプリケーションにそのまま貼り付けできます。

Q7. 「potrace.exe が見つかりません」と表示されました。どうすればいいですか?

A7. ベクター化には potrace.exe が必要です。
ツール起動フォルダ内の potrace-1.16.win64\potrace.exe を確認し、存在しない場合は公式サイトからダウンロードしてください。

Q8. 処理中にエラーが発生しました。どう対処すればよいですか?

A8. 主な原因は、画像破損、対応外ファイル形式、potrace.exeが存在しないことです。 エラーメッセージを確認し、問題を修正して再度処理してください。

Q9. 画面にドラッグ&ドロップしても反応しません

A9. ドロップ可能なのは画像ファイルまたはフォルダのみです。
他形式のファイルは無視されます。

Q10. ベクター化の進捗はどこで確認できますか?

A10. 画面下のステータスラベルで処理状況が表示されます。 複数ファイル処理中は「処理中 1/5: filename.png」のように進捗が更新されます。

6.私が「かんたん画像ベクター化」を開発した経緯

「かんたん画像ベクター化」は、初心者でも簡単に
高品質なベクター画像を作成できるツールが欲しい
という思いから開発しました。

私自身、Webデザインや資料作成の現場で、PNGやJPEG画像を高画質化して
IllustratorやOfficeで使いたいことが多くありました。
しかし、Illustratorのベクター化機能は設定項目が多く、
変換にも時間がかかるため、短時間で処理するのは困難でした。
特に複数画像の一括処理や白塗りの有無の切替は手間がかかり、
作業効率が大きく落ちてしまいます。

そこで、「ドラッグ&ドロップだけで複数画像を瞬時にSVG化できる」操作性を最優先に設計しました。
さらに、

  • IllustratorやOfficeでも編集可能な高品質SVGファイルの生成
  • 複数画像の一括処理機能
  • 白塗りの有無を簡単に切り替え可能

となるように工夫することで、プロのデザイナーだけでなく、
日常的に画像を扱うすべてのユーザーが効率的にベクター画像を活用できるツールを目指しました。

7.更新履歴:バージョンごとの変更点

Ver.1.0.1
 ・フォルダのドロップに対応(協力者:taka様)

Ver.1.0.0:初回リリース

8.修正依頼:機能追加や不具合修正を依頼する

機能追加のご要望や不具合報告は、ソフトの機能要望・不具合報告 からご連絡ください。


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