CSV比較名人:CSVファイルの差分を自動比較!Excel出力対応
CSV/TSVファイルをドラッグ&ドロップすると自動で比較し、差分表示。
追加(緑)・変更(黄色)・削除(赤)を色分け表示&比較結果をExcel出力可能。
スマホでご覧の方へ:ダウンロードはWindows PCから行ってください。
1.ソフトの概要:「CSV比較名人」とは?
「CSV比較名人」は、Windows向けのCSV/TSVファイルの差分表示ツールです。
2つのファイルを瞬時に読み込み、追加・削除・変更の差分を自動で抽出します。
Excel形式でのエクスポート機能を備えており、
比較結果を「全差分」「追加」「削除」「変更」などに分類して保存可能です。
また、差分行を色分け表示することで、一目でデータの違いを確認できます。
10万件を超えるデータでもスムーズに操作できます。
さらに、検索・フィルタ機能で特定の差分だけを抽出することも可能です。
このツールは、データ分析担当者、システムエンジニア、経理・管理部門など、
CSVやTSVを頻繁に扱うすべてのビジネスユーザーに最適です。
大規模なデータ比較を効率化し、作業時間の大幅な短縮に貢献します。
2.主な特徴:高速・大量データ対応のCSV比較ツール
高速で大規模データ処理
数万件~数十万件のCSV/TSVファイルでも高速に差分を比較。スムーズなスクロールと操作性を実現しています。
差分を一目で確認
追加・削除・変更の差分を色分け表示。視覚的に違いを確認でき、データの誤りや更新箇所を即座に把握可能です。
Excel形式での詳細出力
比較結果をExcelにエクスポート可能。「全差分」「追加行」「削除行」「変更行」など、用途別に複数シートで保存できます。
簡単操作・ドラッグ&ドロップ対応
ファイルの読み込みはドラッグ&ドロップで完了。検索やフィルタ機能で、特定の差分のみ抽出でき、作業効率を大幅に向上させます。
ビジネスユーザーに最適
データ分析担当者、経理・管理部門、システムエンジニアなど、CSV/TSVを頻繁に扱うすべてのユーザーに対応。作業時間の短縮とデータ精度向上に貢献します。
3. 使い方:ダウンロードから操作までの手順
1. ダウンロードとインストール
「CSV比較名人」には ZIP版 と Microsoft Store版 があります。
お好みの方法で入手してください。
- ZIP版の場合
- csvdiff101.zip をダウンロード
- ZIPファイルを任意のフォルダに解凍
- 解凍したフォルダ内の
CSV比較名人.exeを起動
- Microsoft Store版の場合
- Microsoft Store のページ にアクセス
- 「入手」ボタンを押してインストール
- デスクトップに追加される「CSV比較名人」を起動
2. アプリを起動
- 「CSV比較名人.exe」を起動 (起動時に警告が表示された場合の対処方法)
- アプリの画面が表示される
3. 操作方法
- 比較したい CSV/TSV ファイルを画面にドラッグ&ドロップ(複数ファイル可)
- 主キー自動推測後、差分が色分け表示される
- 追加:緑色
- 変更:黄色(変更セルはオレンジ)
- 削除:赤色
- 「差分の種類」でフィルタや「検索」(正規表現対応)を活用して絞り込み
- 「エクスポート」から色付き Excel ファイルとして保存、報告資料やチーム共有に活用
この手順を踏むことで、大容量の CSV でも高速に差分確認が可能になり、
業務効率が向上します。
3.活用シーン:CSV比較で業務効率化・データ精度向上
経理・会計業務でのデータ照合
CSV同士を比較して誤入力や漏れを即座に発見できます。月次帳票や請求書データの差分確認に最適。
システム開発でのログ・データ検証
開発環境と本番環境のデータ差異やログファイルの変更箇所を比較。テスト工程の効率化と不具合の早期発見に役立ちます。
営業活動での顧客リスト管理
差分比較により重複や漏れを防止。顧客情報の更新や新規追加をCSVで管理する際、リスト精度の向上で営業効率を改善します。
分析・レポート作成での前月比較
売上データやアンケート集計データなどのCSVを比較し、変動箇所を可視化。分析・レポート作成がスピードアップします。
大規模データ管理の自動化・効率化
数万件単位のデータでも高速処理。日次や週次の定期比較作業を自動化し、人的ミスを減らせます。
5. よくある質問(FAQ)
Q1:CSV/TSVファイルは何行でも比較できますか?
A:理論上は制限はありませんが、大量データ(数万行以上)の場合はパフォーマンス低下が発生する場合があります。
Q2:ファイルにヘッダーがない場合はどうなりますか?
A:ヘッダーなしの場合は列番号(列1、列2…)を自動でキーとして使用します。必要に応じて「1行目をヘッダーとして使用」のチェックを外してください。
Q3:主キーの自動選択はどのように動作しますか?
A:共通ヘッダーの中から「id」「code」「number」などのキーワードを含む列を自動で主キー候補として選択します。該当列がない場合は、共通ヘッダーの最初の列が主キーに設定されます。
Q4:比較結果はどのように色分けされますか?
A:追加行は緑、削除行は赤、変更行は黄色で表示されます。変更セルのみ強調表示(オレンジ)されるため、どの列が変更されたか一目で分かります。
Q5:検索機能は正規表現にも対応していますか?
A:はい、「正規表現を使用」にチェックを入れることで正規表現検索が可能です。また、大文字小文字の区別もオプションで設定できます。
Q6:左右に並べて比較できますか?
A:「左右に並べる」チェックをオンにすると、2つのリストビューを左右に並べて比較表示できます。オフの場合は上下表示です。
Q7:差分結果をExcelに出力できますか?
A:はい、「エクスポート」ボタンで.xlsx形式のExcelファイルとして保存可能です。全差分・追加・削除・変更行などをシートごとに分けて保存できます。
Q8:エクスポートしたExcelのセル色は保持されますか?
A:はい、変更行や差分列の色分け(緑・黄色・赤)はExcelでも反映されます。
Q9:処理中にキャンセルできますか?
A:はい、比較処理中にキャンセル可能です。処理がキャンセルされるとステータスバーに「処理がキャンセルされました」と表示されます。
Q10:ドラッグ&ドロップで比較できますか?
A:はい、2つのCSVまたはTSVファイルをフォーム上にドラッグ&ドロップするだけで比較処理が開始されます。
6.私が「CSV比較名人」を開発した経緯
「CSV比較名人」は、CSVやTSVファイルの差分確認作業を劇的に効率化したい
という思いから開発しました。
私自身、業務で大量のCSVデータを扱う中で、
手作業での差分チェックに多くの時間を費やしていました。特に、
- 数十〜数百行規模のCSVファイル
- 複数ファイル間の追加・削除・変更の確認
- 報告資料用に色分けして出力する必要
といった場面では、既存ツールでは作業効率が十分でなく、
ヒューマンエラーのリスクも高いことに悩んでいました。
そこで、直感的なドラッグ&ドロップ操作で差分比較ができ、
色分け表示やExcel出力に対応したツールを自作することに。
また、主キーの自動推測機能を搭載することで、
正確に同一行を判断し、比較できるように設計しました。
結果として、システム開発・データ分析・会計・在庫管理など、
日常業務のCSV差分チェックを瞬時に、正確に行えるツールとして
「CSV比較名人」を完成させました。
7.更新履歴:バージョンごとの変更点
Ver.1.0.0:初回リリース
Ver.1.0.1:
・ウインドウタイトルとExcel出力ファイル名に、元・新のファイル名を追記(ご協力:otk様)
・元・新のCSVの入れ替えに対応(ご協力:otk様)初回リリース
8.修正依頼:機能追加や不具合修正を依頼する
機能追加のご要望や不具合報告は、ソフトの機能要望・不具合報告 からご連絡ください。
