6.私が「テレビ時計くん」を開発した経緯
「テレビ時計くん」は、
全画面作業中に“今何時か”がすぐ分からないという、
私自身の小さな不満から生まれました。
動画視聴、PCゲーム、プレゼン資料の作成など、
画面をフルスクリーンで使っていると、タスクバーの時計は隠れてしまいます。
そのたびに操作を中断して確認するのは意外とストレスでした。
「テレビのように、画面の端にさりげなく時刻が表示されていればいい」
そう考えたのが、このソフトの出発点です。
市販・既存ソフトでは満たせなかったポイント
- 全画面アプリの上に常に表示されること
- 背景を邪魔しない透明表示ができること
- 映像の上でも見やすい縁取り付きの文字
- 軽量で、起動していることを意識しなくてよい設計
これらをすべて満たす時計が見つからなかったため、
「それなら自分で作ろう」と考え、
Windows向けのデスクトップ時計として開発を始めました。
使う人が“意識しなくていい時計”を目指して
テレビ時計くんは、目立ちすぎず、消えもしないことを重視しています。
表示位置・フォント・色・縁取り・不透明度を自由に調整できるのは、
使う環境や好みに自然に溶け込ませるためです。
起動時の設定復元やスタートアップ対応も、
「毎日使う道具として、手間をかけさせない」ための工夫です。
同じように、全画面作業中でも時間をさっと確認したいと感じている方にとって、
このソフトが役立てば嬉しく思います。
