100本以上のフリーソフトを公開してきた開発者が、「自分でも毎日のように使っている」お気に入りの自作ソフトを厳選して紹介します。
日常のちょっとした作業から、プログラミング・Web制作・データ処理の効率化まで――。どれも実際に使って“便利だな”と感じた実践派のツールばかりです。しかも、すべてインストール不要で手軽に使えるWindows用ソフト。ダウンロードしたらすぐ試せるのも魅力です。
「作業が一気にラクになった」
「何度でも使いたくなる」
「仕事の質が上がった」
そんなふうに実感できるツールだけを集めました。
開発者の方はもちろん、「本当に使えるフリーソフトを探している」という方にも、きっと気に入ってもらえると思います。
🏠 【生活・日常サポート系】
1. 【簡単レシピブック】食材から“おいしいことが保証”されたレシピを自動提案

忙しい開発作業の合間に、「今日なに作ろう…」と悩むことってありますよね。
そんなときに頼れるのが、この時短レシピ提案ソフトです。
冷蔵庫の中にある「むね肉」「キャベツ」「卵」など、食材名を入力するだけで、人気レシピや定番メニューを自動で検索。写真付きで表示されるので、見た目から直感的に選べます。
気になる料理の写真をクリックすると、“おいしいことが保証された”レシピをすぐに開けます。お気に入りのレシピはPDFとして保存・印刷できるので、タブレットで見ながら料理するのも便利。料理は気分転換にもなり、いいリフレッシュになります。
🟢 特徴
- 食材名から定番・人気レシピを自動検索
- 写真付きで見た目から選べる直感操作
- 毎日の献立づくり・節約料理に最適
- 忙しい日の時短・自炊サポートに活躍
💡 おすすめポイント
パソコン作業の合間に、すぐレシピを探せます。
在宅勤務中や自炊を始めたばかりの方にも、特におすすめです。
💻 【開発・プログラミング支援系】
2. 【OCRすぐできる君】スクリーンショットから文字を一瞬でテキスト化

画像の中の文字を、ワンクリックでテキストに変換できる軽量OCRツールです。
開発中に出たエラーメッセージや、ユーザーさんから届いたスクリーンショットなど──文字をコピーできない場面って意外と多いですよね。
このツールなら、そうした画像の文字をすぐ抽出できるので、ChatGPTやGoogle検索でのエラー調査もあっという間。
「エラーダイアログの文字をコピーしたい」「PDFの画像部分だけ文字化したい」といった“ちょっと面倒な作業”を一瞬で解決してくれます。
OCR処理はすべてローカルで完結するので、機密情報を含む画像でも安心して使えます。
🟢 活用シーン
- エラーメッセージやダイアログの文字抽出
- スクリーンショットやスキャン画像からの文字取り出し
- 画像をOCR変換してデータ入力を効率化
- 開発ログ・バグ報告の分析サポートに
💡 おすすめポイント
インストール不要でサッと使える軽さが魅力。
開発者はもちろん、学生さんや事務職の方など「文字を扱うすべての人」におすすめです。
3. 【すぐ見る】ファイル内容をワンタッチでプレビュー

ファイルを開かずに中身を確認できる、超軽量ファイルビューアです。
Windowsのエクスプローラーでファイルを選択したまま「Ctrl + Space」を押すだけで、テキスト・HTML・PDF・画像・音声・動画などをすぐにプレビュー表示。
「ちょっと中身だけ見たい」ときにいちいちアプリを起動しなくて済むので、ファイル整理や素材チェックのスピードが段違いに上がります。
さらに「Ctrl + ← / →」で、同じフォルダ内の同じ種類のファイルをサクサク切り替え。
大量ファイルの比較作業にもぴったりです。
🟢 ポイント
- ファイルを開かず中身を瞬時にプレビュー
- Ctrl + ← / →で連続確認が可能
- テキスト・HTML・PDF・画像・音声・動画に対応
- ファイル整理・レビュー作業を一気に効率化
💡 おすすめポイント
何百というファイルの中から目的の資料を探すとき、
“開く→閉じる”の繰り返しが一切なくなります。
4. 【かんたん文字コード変換】文字化け・改行トラブルをまとめて解決!

開発現場でよく起きる「文字化け」や「改行コードの違い」を、ワンクリックで直せる便利ツールです。
UTF-8・Shift_JIS・EUC-JPなど主要な文字コードに対応しており、複数のHTMLやテキストファイルを一括変換して統一できます。
さらに、Windows/Mac/Linuxの間でずれやすい改行コード(CRLF・LF・CR)も自動で変換してくれるので、環境の違いによる不具合も防げます。
この一本で、面倒な文字化けの悩みがスッキリ解消します。
🟢 主な使い道
- HTML・テキスト・ログファイルの文字コード統一
- 改行コード変換(CRLF ↔ LF)
- 文字化けファイルの修正
💡 おすすめポイント
軽くて高速。何百ファイルでも数秒で変換が完了します。
開発者はもちろん、ライターさんや翻訳者にも人気の定番フリーソフトです。
5. 【テキストファイル結合・分割・抽出ツール】大量テキストを自在に整形!

複数のテキストをまとめたり、分けたり、必要な行だけ抜き出したり――。
そんな“テキスト整理のひと手間”をまとめてこなせる万能ツールです。
「かんたん文字コード変換」で文字コードを整えたあとに使えば、CSVやログファイル、HTMLパーツなどを一括処理(結合・分割・抽出)できます。
開発時のデータ整理はもちろん、学習用途にも大活躍。たとえば私は、英単語リストを5行ごとに分割して音声化し、TOEIC学習用の自作音声教材を作るときにも使っています。
ループ再生すれば、短時間で効率よく暗記できます。
🟢 できること
- テキスト・CSV・ログファイルの結合/分割/抽出
- 学習用の音声教材づくり(単語リストなど)
- 大量ログからエラー行だけを抽出
💡 おすすめポイント
開発・勉強・データ処理…あらゆる場面で活躍するテキスト整形ツール。
「毎日使いたくなる理由」がすぐに分かる一本です。
⬇️「テキストファイル結合・分割・抽出ツール」をダウンロード
🌐 【Web制作・SEO対策系】
6. 【サイトマップ自動生成くん】SEO対策の第一歩!Google対応XMLをワンクリック生成

Webサイトを公開するときに欠かせないのが、Googleに正しく認識してもらうための「サイトマップ」。「サイトマップ自動生成くん」は、URLを入力してボタンを押すだけで、Google対応のXMLサイトマップを自動で作ってくれる便利ツールです。
サイト全体を自動で分析し、ページ構造やリンク関係をもとに、検索エンジンがスムーズに巡回できるよう最適な形で出力してくれます。さらに、更新頻度やページの優先度タグも自動設定してくれるので、SEO効果をしっかり高められます。
WordPressを使っていない静的HTMLサイトや、自作のダウンロードページを運営している個人開発者にとっても頼れる一本。そのままGoogle Search Consoleに登録できる形式で出力できるのも嬉しいポイントです。
🟢 特徴
- Google・Bing対応のXMLサイトマップをワンクリックで生成
- サイト全体を自動解析し、正確な階層構造を出力
- 更新頻度・優先度を自動設定(SEO最適化対応)
- 数百ページ規模の大規模サイトにも対応
- Search Consoleにそのまま登録できる形式で出力
💡 おすすめポイント
「SEO対策をしたいけど、サイトマップを手で書くのは大変…」という方にぴったり。
ボタンを1回押すだけで、SEOの基本設定が完了します。
HTMLサイト運営者や個人開発者、Web担当者に特におすすめです。
7. 【HTML構文チェッカー】大量HTMLを一括チェックして品質アップ!

Web制作ではつい後回しになりがちな「HTMLの構文チェック」。
このツールは、そんな手間を一気に減らしてくれるHTML品質チェック専用ソフトです。
複数のHTMLファイルをドラッグ&ドロップするだけで一括解析し、閉じタグの抜けや属性ミス、入れ子構造のエラーなどを自動検出。人の目では気づきにくい細かいミスも正確に見つけてくれるので、「公開したらデザインが崩れた」「スクリプトが動かない」といったトラブルを防げます。
特に、静的HTMLサイトや自作ページを手作業で更新している開発者にとっては、公開前の最終チェックツールとして大活躍します。
🟢 ポイント
- HTML構文エラー(閉じタグ・属性エラーなど)を自動検出
- 複数HTMLファイルを一括チェック
- タグ階層の整合性も確認できる高精度解析
- 公開前の品質チェック作業を大幅に時短
- SEOにも有利な「正しいHTML構造」を維持
💡 おすすめポイント
HTML構文ミスは、デザイン崩れやSEO評価の低下につながることもあります。
このツールを使えば、品質チェックとSEO対策を同時に実現できます。
Web制作や運用に関わる人にとって、手放せない一本です。
🧾 【資料作成・学習支援系】
8. 【画像縦横結合ツール】教材づくりや学習ノート整理にぴったり!

複数の画像を縦や横に並べて、1枚の資料画像としてまとめられるソフトです。資格試験の勉強やTOEIC、情報処理技術者試験などの「1問1答形式の教材づくり」にとても便利です。
たとえば、過去問のスクリーンショットをいくつか並べるだけで、自分専用の教材画像があっという間に完成。情報処理技術者試験の午後問題のように複数の資料を見比べたいときも、画像を結合しておくと見やすく整理できます。
🟢 特徴・活用シーン
- 画像を縦・横に結合して1枚にまとめられる
- 試験対策の「1問1答」教材づくりに最適
- 学習効率を上げる“1ページにまとめる整理術”にぴったり
💡 おすすめポイント
操作はとてもかんたんで、インストールも不要。
「短時間で教材をまとめたい」という学生さんや社会人、自宅学習中の方におすすめです。
9. 【かんたん画像差し込み印刷】画像を自由に並べてPDF化してきれいに整理!

画像をページに自由に配置して、そのままPDF化・印刷できる便利なレイアウト支援ツールです。「画像縦横結合ツール」と組み合わせて使えば、試験対策の1問1答教材づくりがさらにスムーズになります。
画像をドラッグ&ドロップで配置でき、PDF出力もワンクリックで完了。
完成した教材は、タブレットやスマホで見返すのにもぴったりです。
🟢 活用シーン
- 1問1答形式の学習教材をまとめて作成
- 画像を並べて印刷やPDF化
- 学習資料やプレゼン資料の整理に
💡 おすすめポイント
大量の画像やテキストを効率的にレイアウトでき、
個人学習・資格勉強・教育現場など、幅広いシーンで活躍します。
Windows上で軽快に動作するのも魅力です。
10. 【モザイク専科】スクリーンショットの個人情報をサッとぼかす!

画像の一部をすばやくモザイク処理できるツールです。WebやSNSにスクリーンショットを投稿するとき、氏名・メールアドレス・社内データなどをかんたん&安全に隠せます。
モザイクをかけたい範囲をマウスで選ぶだけで、すぐに適用。強度の調整もできるので、用途に合わせて自然な仕上がりにできます。PhotoshopやGIMPのような重いソフトを起動する必要がなく、「素早く隠してすぐ共有」が叶います。
🟢 特徴・活用シーン
- モザイクの強度を自由に設定可能
- 範囲を選んで即加工できる直感操作
- 軽量・高速でサクサク動作
- SNS・ブログ・プレゼン画像などの個人情報保護に最適
💡 おすすめポイント
初心者でも迷わず使える、わかりやすい操作性。
Windowsフリーソフトなので、どのPCでもすぐ使えます。
「作る → 隠す → 公開する」という流れをスムーズにしてくれる、便利な一本です。
✅ まとめ:開発者が毎日使うフリーソフトには、ちゃんと“使う理由”があります

今回紹介した10本のソフトは、開発者である私自身が毎日のように使いながら改良を続けてきたツールです。
どれも「趣味で作った」だけのソフトではなく、生活・開発・Web制作・学習のすべてを少しでもラクにするための実用ツールとして生まれました。
それぞれのソフトには、こんな使い方と効果があります 👇
⬇️【簡単レシピブック】
食材名を入力するだけで、「今ある材料」から作れるレシピを自動で提案。
料理の悩みをすぐ解決して、毎日のごはんづくりがぐっとラクに。
⬇️【OCRすぐできる君】
スクリーンショットの文字を一瞬でテキスト化。
エラー解析やログ調査のスピードが上がり、開発作業が効率的に進みます。
⬇️【すぐ見る】
ファイルを開かなくても中身をすぐ確認できるプレビューソフト。
画像・PDF・HTMLなどの確認時間を大幅カット。資料探しがスムーズに。
⬇️【かんたん文字コード変換】
文字化けや改行ずれを一括修正。
Windows・Mac・Linuxの混在環境でも、ストレスなく開発できます。
⬇️【テキストファイル結合・分割・抽出ツール】
複数のテキストやCSVをまとめて整形。
ログ解析・データ結合・教材づくりなど、地味に時間がかかる作業を自動化できます。
⬇️【サイトマップ自動生成くん】
HTMLファイルを自動で解析してXMLサイトマップを生成。
個人サイトでもワンクリックでSEO対策が完了します。
⬇️【HTML構文チェッカー】
HTMLを一括検証して構文エラーを検出。
公開前に品質をチェックして、SEOやレイアウト崩れのリスクを回避。
⬇️【画像縦横結合ツール】
複数の画像を縦横に並べて1枚に結合。
試験勉強・教材作り・手順書づくりをきれいに整理できます。
⬇️【かんたん画像差し込み印刷】
画像をドラッグ&ドロップで配置し、PDFとして出力。
資格試験の1問1答教材を、見やすくすばやく作成できます。
⬇️【モザイク専科】
スクリーンショットの個人情報をワンクリックでモザイク加工。
SNSやブログで安心して画像を共有できます。
これらのツールを使えば、日常・開発・学習のさまざまな作業を“サッと片付けて、すぐ次に進める”ようになります。どれも軽量・高速・インストール不要で、だからこそ私自身も毎日使い続けています。
💬 開発者からのメッセージ
「自分でも本当に使いたい」と思えるツールを、これからも改良しながら公開していきます。
作業の効率化や、生活のちょっとした手間を減らしたい方は、ぜひ試してみてください。
きっと、あなたの“時間を取り戻す”きっかけになるはずです。
今回の記事は「開発者目線」での紹介でしたが、今後は一般の方向けに、日常生活での便利な使い方を紹介する記事も公開予定です。プログラマーでなくても使えるツールがたくさんあるので、ぜひ楽しみにお待ちください。

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