【ソフト公開100本達成】2025年度内に収益化を目指す挑戦

未分類

 2025年度も残り5ヶ月半。私が今年中に実現したいことは「ソフトウェア開発で収益を得る」ことです。

 私は「野田工房」として活動しており、2025年1月19日に約10年ぶりにソフト開発を再開しました。8か月間経過した本日(2025年9月15日)、ついにソフト公開100本を達成しました。その最大の原動力となったのが、急速に進化する生成AIとの出会いでした。

生成AIとの出会いと進化

生成AIとの出会いと進化

 数年前、AIによるソースコード生成は精度が低く、業務利用には到底耐えられませんでした。単純なプログラムでさえ正常に動かないことが多く、当時の私は「生成AIによるプログラミングの実用化はまだ遠い」と判断していました。

 しかし2025年1月、久しぶりに生成AIによるプログラミングを試したところ、私は衝撃を受けました。生成されるコードは読みやすく、複雑なアルゴリズムやエラー処理の実装まで可能になっていたのです。ついに「業務レベルで活用できる段階」に到達していました。

 この体験をきっかけに、私は10年ぶりにソフトウェア開発を再開し、「AIを武器に開発を進める」ことを決意しました。

 AIの活躍はプログラミングだけにとどまりません。開発工程のあらゆる場面で力を発揮します。

  • 仕様の詳細化:曖昧なソフトウェア仕様を検討し、具体化。
  • テストデータ作成:動作確認に使用するテスト用データも即座に準備できる。
  • 素材画像生成:ソフト(主にゲーム)内で使う画像素材もAIで生成可能。
  • 説明書(readme.txt)の自動生成:ユーザーに分かりやすい説明を短時間で用意。
  • Webページ制作:配布サイトや受託受付用ページ(LP)を効率的に作成。

 こうして、開発全体を通じてAIを活用できる体制が整いつつあります。「もっと生成AIを使いこなせるようになりたい」と考えていた私にとって、ソフトウェア開発そのものが最適な教材となりました。

8か月で「ソフト公開100本」という成果

100本のソフト公開という成果

 当初は生成AIとの対話に慣れておらず、効率的とは言えないやり取りも多かったと思います。しかし量をこなす中で、より効果的なプロンプトの工夫や活用方法が身につき、着実に効率が向上していきました。

 その結果、活動再開からわずか8ヶ月間で 100本のソフトを公開。多い日(9/15)には1日に5本をリリースできました。これはまさに、生成AIを使いこなせるようになった成果です。

 学生時代にも50本以上のフリーソフトを開発しましたが、当時は7年以上かかっています。それに対して今回は、わずか8か月でその 2倍のソフトを公開。単純計算すると、学生時代の約 21倍のスピード でソフトを生み出していることになります。しかも、当時と比べると、品質も明らかに高いものをリリースできています。

 公開したソフトのジャンルは多岐にわたります。

  • 📄 文書作成:業務や日常の文書処理を効率化するツール。
      例)PDF操作(結合・分割・抽出・変換・暗号化)、CSV比較、
        QR・バーコードの生成、ファイル一覧の作成など
  • 🖼 画像・音声:画像・音声関連のクリエイティブ作業を強力にサポート。
      例)AI画像処理(OCR・背景除去・高解像度化・物体検出)、
        一般画像処理(トリミング・モザイク・結合・ベクター化)、
        音声処理(ノイズ除去)など
  • ユーティリティ:日常のPC作業を快適にする便利アプリ。
      例)ファイル処理(検索・リネーム・重複検出)、各種設定(モニタ・プリンタ)、
        その他(ショートカット作成・付箋・スリープ抑制)
  • 🛠 開発者向けツール:プログラマーや上級ユーザー向けの実用ツール。
      例)ランタイム確認、右クリックメニュー整理、ソフト管理、XPath取得、
        アクセスログ解析、サイトマップ作成など
  • 🎮 ゲーム:手軽に楽しめるものから頭を使うものまで幅広く収録。
      例)ゲーム攻略支援(連打マスター、ゲームリマインダー)、
        定番パズル(数独・お絵描きロジック・四川省・Tパズル)など
  • 🌐 ネット・通信:情報収集や整理をスマートにするツール。
      例)新着閲覧・通知(ニュース・メール・サイト)、
        スクレイピング(不動産情報取得、Vector順位チェック)など
  • 学習・教育:学びを楽しく、効率的にするアプリ。
      例)学習支援ツール(暗記支援、学習教材作成、ポモドーロタイマー)、
        学習ゲーム(日本地理、漢字、音感)など

 ユーザーからは「作業を短時間でできるようになった」「こんなツールが欲しかった」といった声も届き、モチベーションの大きな支えになっています。

収益化という大きすぎる壁

収益化という大きな壁

 「無料だから使ってもらえているが、有料だったらまったく見向きもされないのでは?」技術力の証明として、対価をもらえるくらいには認められたい。以前からそう思っていました。

 収益化の方法は、いくつか考えられます。

  1. 有料ソフトの販売:シェアウェアの配布または、サブスクリプションによる定額課金。
  2. 寄付のお願い:フリーソフト文化に根付いた応援する仕組み。
  3. 受託開発:ソフト開発の経験を活かした案件対応。

 しかし現状はまだ「収益ゼロ」。どれだけ数を公開しても、趣味の範囲を超えられていません。だからこそ、今年度中に達成すべき目標を掲げました。それが「ソフトウェア開発で収益化(\10,000円以上)すること」です。

現状の取り組み状況

現状の取り組み状況

1. 有料ソフトの販売

 すでに一部のソフトはシェアウェアとして配布しています。
 利用回数制限(例:1日10回までなど)を設け、500円 をお支払いいただくと無制限で使えるようになる仕組みです。価格はかなり手頃に設定しているつもりですが、現時点ではまだ課金実績はありません(9/16に500円を課金いただきました。大変ありがとうございます)。

2. 寄付のお願い

 ソフトに同封しているreadme.txtやソフトの配布サイト上に「Amazonのギフト券」や「ほしいものリスト」による寄付の受付も行っていますが、今のところは反応がありません。

3. 受託開発

 ソフトウェア開発の依頼受付も開始しました。LP(ランディングページ)を作成し、誘導用のバナー画像も用意しましたが、現状、まだご相談をいただいておりません。

AI時代の開発スタイルと「副業」の可能性

AI時代の開発スタイルと副業の可能性

 いまや副業や在宅ワークは特別なことではなくなりつつあります。特にソフトウェア開発は、パソコン1台から始められる魅力的な分野です。そこに生成AIという強力なパートナーが加わったことで、個人でも大きな成果を出せる時代が到来しました。

 私が目指しているのは、「AIを活用して効率的に開発し、ユーザーに役立つソフトを提供し、その対価をいただく」という新しい働き方です。これは単なる収益化の挑戦にとどまらず、AI時代における開発者のあり方を示す実験 でもあります。

 この取り組みが、同じように副業や独立を考えている方にとって、一つのモデルケースとなれば嬉しく思います。

後悔しないために

 2025年度の終わりに「今年度も何も変わらなかった」と後悔するのではなく、「自分の力で新しい道を切り拓いた」と胸を張れるようになりたい。その思いを胸に、残り5ヶ月半を全力で挑戦し続けます。

 ソフトウェア開発で収益を得ることは決して容易ではありません。実際、ネット上にはその難しさを伝える記事が数多く存在します。

 しかし今は、生成AIという強力なパートナーがあります。これを活用することで、挑戦のハードルは従来よりも大きく下がりました。私は「野田工房」として、この可能性を信じ、未来を切り拓いていきます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました